2009年01月12日

1月のデルタ以外・シミュレーションゲーム

時間が掛かるコーナーは連休に、って正直
こんな事してる場合やないんですがどっちもどうでもいいですね。

今から30年近く前の1980年頃、中学生だった私はあるゲームに出会います。
それはシミュレーションゲーム。
戦争を扱ったものが多かったので、ウォーゲームとも呼ばれました。
勿論今のようにコンピュータゲームではありません。
ダイス以外ほとんどが紙製のボードゲームです。
日本ではボードゲームは子供が遊ぶものというのが当たり前でしたので
大人が夢中になれるボードゲームというものが非常に鮮烈に映りました。
ジャンルはSFや冒険物、ファンタジーなどもありましたが
元々が軍の机上演習から派生したからというわけではないでしょうが
実際の戦史や戦闘を扱ったものが日本ではメジャーで
歴史ファンや戦史、軍事ファンなどがブームを支えていた気がします。
最初に販売したのはアメリカのアバロン・ヒル社(以下AH)であり
常に業界のリーダーというか巨人的存在。
他にも同じくアメリカのSPI社とGDW社があり、3大メジャーを成します。
そのままで輸入されたゲームに日本語訳のルールブックが添付されて
販売されるというスタイルが当初は一般的でした。
日本のメーカー数社からもいくつか発売されましたが
残念ながら完成度がイマイチな物が多く、私は敬遠していました。

ウォーシミュレーションゲームは規模により
戦略級、作戦級、戦術級に大別されますが
(左から順に部隊規模やマップの広さ、時間の単位が小さくなる)
この頃の私は兵器・戦術オタなので専ら戦術級ばかり買ってました。

slg1.jpg

左上がSPI社倒産後の復刻版"AIR WAR"「空戦マッハの戦い」
ジェット戦闘機の空中戦を扱ったものです。
中上SPIの"CITY FIGHT"「市街戦」は現代の市街戦を扱ったもの
右上はAHの"UP FRONT"カードゲームの要素も取り入れたゲーム
下はAHの"SQUAD LEADER"「戦闘指揮官」とその拡張ゲームの
"CROSS OF IRON"です。これ以外にも拡張版があるシリーズ物です。

slg2.jpg

アップフロントとスコードリーダー+クロスオブアイアンの内容物。
ルールブックやマップ、チャートにシナリオカードなど。
ユニットを一つ一つ切り離すというのが大抵最初の作業。
アップフロントのマップやユニットはカードになります。

slg3.jpg

シティファイトとエアウォーの内容物。
シティファイトは私の憧れのゲームだったので中身はほぼ未使用(笑
エアウォーのマップは空一色という当たり前ですが単調なもの。
各航空機やミサイルのゲーム上の性能を表すデータシートもあります。

ヘックスで仕切られたマップやユニット、ターンなどのルールは
後のコンピューターゲームと変わりません。
これをコンピュータ上で再現したものなんですから当然ですね。
ただ実際に遊ぶとなるとこれが大違いでして
まずマップを広げるためのスペースが必要です。
しかも時間が掛かるゲームなので長時間その状態は維持されます。
一部屋の大半を数週間占領するなんて事態はザラです。
次に作業は全て人間が行いますから、厚いマニュアルの
複雑なルールを全て憶えなければゲームができません。
細かい修正値なども憶えて都度修正し、計算し、射角も計ります。
当然対戦相手もルールを憶える必要があります。
結果買ったのはいいけどなかなか遊べない、相手がいないという事態に。
そうなるとソロプレイというのがメインになってしまうのですが
一人で対戦したところで戦略がバレバレなんですから面白みも半減。
当時はパソコンなんて全く興味はありませんでしたが
CPUと対戦できるシミュレーションゲームが唯一販売されていた
アップルUだけは本気で欲しかったものです。
勿論当時の小遣いではボードゲームを買うのもやっとでしたけど。
ではソロプレイ以外でどうやって遊んでいたかというと
友人達の間でも流行ってはいたのですがそれでは飽き足らず
ゲームを扱っていたトイショップが日曜に場所を借りて行っていた
シミュレーションゲームの同好会に入り、ほぼ毎週通っていました。
私同様中学生から大学生までの客が集まって朝から夕方までプレイ。
傍から見れば暇人の集まりでしょうが皆夢中でやってたもんです。

まあRPGといえばドラクエじゃなくてテーブルトークなんだよ
というのと同様に、SLGといえば美少女育成とか恋愛じゃなく
ボードゲームなんだよと言いたかったワケですよ。おじさんは(笑。
posted by 神野 at 02:02| Comment(4) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
懐かしいですね。
といっても当時のHJ誌の広告等を見ては、やってみたいと思っていただけなんですが(苦笑)
Posted by きゃつお at 2009年01月12日 05:01
>きゃつおさん
シミュレーションゲームを日本に紹介し、普及に貢献したのがHJ誌ですが
雑誌のほうはともかくユニット収納トレイでは御世話になりました(笑。
完全に大人向けのゲームでしたが、当時中学生の私でもプレイは可能でしたし
初心者向けの物も沢山ありましたから、見た目より敷居は低かった気はします。
Posted by 神野 at 2009年01月12日 22:46
昔、ガンプラからタミヤ1/35に入った私もHJ読んでました。SLGには興味ありましたが、実際にプレイしたのはスーファミかサターンの「大戦略」だったかと。終盤になるとCPUがやたらに地対空ミサイルばかり生産しやがったw
Posted by kaki_zaru at 2009年01月14日 23:18
>kaki_zaruさん
PCを持っていた友人が大戦略で遊んでいたのが羨ましくて仕方なかった
当時の私にとって、メガドラのスーパー大戦略(当時のセガのタイトルは
やたらスーパーが付いた)の発売は小躍りするほど嬉しい出来事でしたが
あのシリーズはターンに制限もなくユニット生産もできるため最後のほう
往生際の悪い抵抗を続けられてつまんない時間を過ごす羽目になるんですよね。
その点、アドバンスド大戦略とかその後に出たセガ独自のWW2もののSLGは
出来が良くてのめり込みました。
Posted by 神野 at 2009年01月15日 23:58
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/112484793

この記事へのトラックバック